事例紹介|SENSEI よのなか学

事例紹介CASE

住信SBIネット銀行

 

住信SBIネット銀行について

住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行とSBIホールディングスの出資を受けて、2007年9月に開業したインターネット専業銀行です。一般的な銀行同様に各種金融サービスを取り扱いながら実店舗を持たないことを活かした利便性の高いサービス提供を得意としています。

この記事では、授業内にオリジナル教材を提供することで子どもたちの資産運用への関心度を大幅にアップさせた同社。「SENSEI よのなか学実施」までの経緯と導入理由にせまるべく、企画部調査役の田坂氏にお話を伺いました。

 

 

所属部署や田坂氏の業務について

企画部としての私の業務は経営企画業務と広報業務の2つに分かれます。経営企画は経営の意思決定を手助けするための各種業務を行っています。広報業務ではプレスリリースの発信、IR資料の作成、そして今回のような社会貢献的な取り組みなどを企画・実行しています。

 

課題とSENSEI よのなか学導入理由

~金融経済教育が課題だと言われている日本銀行としてなにか貢献できないか?~

開業からここまで、順調に事業を拡大してきました。一方で、社会貢献などのCSR活動についてはまだまだ改善の余地があると感じていたので、ARROWS社の「SENSEI よのなか学」の話を聞いたときに興味を持ちました。日本の子どもに対する金融経済教育は他国よりも遅れているといわれています。私自身も「お金」に関する授業を受けた記憶が無いですし、だからこそ授業を通して子どもたちにお金の知識を伝えるのは非常に価値高いものだと思い、実施しようと思いました。また、社員が訪問する「出前授業形式」ではなく、先生に授業の実施をお願いできる点もリソースの限られた弊社としては決め手になりました。

 

教材サンプル

▼スライドサンプル

 

 

教材の狙いや背景

~ゲームを通して楽しみながらお金のリアルを知ってほしい~

教材は、「なるべく飽きさせない工夫」と「楽しみながら学べる構成」を意識しました。お金の話は金利などの計算も入ってしまうので、数学が苦手な子が気後れしてしまいます。リアルに近づけつつ、楽しみながら学べる教科書っぽくない教材にしたいと思っていました。

そこで、投資体験をゲームで学べるグループワークをARROWSさんと設計しました。ゲームの内容に関しては、まず生徒が円預金、外貨預金、株式投資A、株式投資B、分散投資の5択から投資手法を選びます。その後、先生や生徒がランダムに引いた数枚のイベントカードで各投資手法の値動きが決まり、最終的なリターンを競います。どの手法が勝つか負けるかはイベントカード次第です。円預金は伸びしろが無いため不人気ですが、中には、引いたカードの運が悪く、最終的に円預金のパフォーマンスが最も良かったという結果もありました笑

このゲームを通して伝えたかったことは”よのなかの色々なことがお金に関わっている”ということです。投資はその時々の経済的、社会的、政治的な出来事等でリターンが決まります。中には新型コロナウイルスのように予想出来ない出来事が起きることもある。絶対は無い、ということを理解しながら自分なりに未来を予想して、リスクを取って投資するのかリターンは少ないが安全に投資するか、お金と向き合うキッカケを作りたかったのです。実際に授業も見学させてもらいましたが、想像よりもゲームで盛り上がっていたので良かったと思っています。

 

実施の結果

~生徒の資産運用への関心度が29%アップ!取り組み自体が社内で話題に~

生徒に対して行った事後調査で資産運用に対する関心度が大幅にアップした結果になりました。この結果には非常に満足しています。この授業をキッカケに関心を持って、色々自分で調べて貰えれば良いなと思っています。

また、社内からの反応もありました。プレスリリースを打ったタイミングで役員から教材を見せてほしいなど、こういった取り組みに対する関心が高いのだと思いました。出資会社グループの取り組みとして、対外向けの資料内にも当社の社会貢献の取り組みを載せていただきました。

 

今後の展望

~自社の取り組み+さらに拡大していきたい~

 今回で2年連続の契約になります(2020年10月時点)。個人的には、授業実施の規模を拡大していきたいと思っています。住信SBIネット銀行での取り組みとして継続しつつ、内容を更に充実させていければいいなと思っています。